COMPANY
イブキクラフトは
暮らしへの思いをお届けします。
愛知県名古屋に本社を構え、生活雑貨ブランド「MEISTER HAND」(マイスターハンド)と建築設備部品ブランド「ESSENCE」(エッセンス)の企画製造販売事業、英国紅茶ブランド「ASHBYS OF LONDON」(アシュビィズ オブ ロンドン)の輸入加工販売事業を通して、「暮らし心地を豊かにすること」をコンセプトに事業を展開しています。
私たちの事業はそれぞれに商品もカラーも違いますが、「暮らし」のことを顧みると、どれも“心地“にこだわったものであり、複数の異なった立ち位置から向き合うことでシンプルなテーマをより深く追求しているのだと思います。
当社の歴史は昭和41年、“輸出商社” IBUKI CRAFT CO.,LTD.(イブキクラフト)としてスタートしています。 地元・中部地方が誇る四日市、常滑、瀬戸などの陶器に加え、岐阜県関市、新潟県燕市の刃物や静岡の木工品など、日本が誇る地域産品を港のある名古屋に集め、欧米へと輸出していました。
生活雑貨をメインに取り扱っておりましたので、海外のバイヤーから欧米の生活文化を学ぶことも多々。 異なる生活風習に由来する不思議なアイテムを日本で生産して提供するという貿易ビジネスを展開しながら、イースターやハロウィン、クリスマスというイベント要素があるモノの販売を通して、当時の日本ではまだ未成熟であった「暮らしを楽しむこと」への理解を深めていきました。
やがて1971年のドルショック、1985年のプラザ合意などの影響を受けて輸出の落ち幅が拡大し、国外主体だった活動から国内市場へ大きくシフトさせました。
企業としての方向性は変化しましたが、「豊かな暮らしとは何か」というテーマは変わらずに追い求めてまいりました。 使って頂く方に物質的や価格的な満足だけではなく、心の満足をお届けすること。 輸出ビジネスで理解を深めた、必要でないように見えるけれど意味があるもの、家族を大切に思う気持ちや日々の暮らしを創り上げる楽しさ、そんな背景こそが「真に豊かな暮らし」につながると信じ、日々の暮らしに添うもの、日本のマーケットに合うものを自社制作して販売する企画製造ビジネスに転換してゆきました。
そうして「イブキクラフト」として最初に立ち上げたのが「MEISTER HAND」という生活雑貨のブランドです。 次に同ブランドでカップやポットなどを扱っていたご縁からイギリスの老舗紅茶ブランドとパートナーシップを結び、英国紅茶「ASHBYS OF LONDON」の輸入販売を始めました。 建築設備部品の「ESSENCE」は「MEISTER HAND」から派生したブランドで、取り換え用蛇口ハンドル(PIVOT/ピヴォ)を開発したところ、爆発的な人気を獲得。 建築関係の方からご要望をいただき、洗面器や水栓など住宅設備品を展開する事業へと発展してまいりました。
この3つのブランドを通して私たちが目指すライフスタイルは、「五感で感じる、心地のある暮らし」です。 日々の営みの中から得られる喜び、大切な人に喜んでもらいたい気持ち、そんな根源的な欲求が暮らしを作る精神的な糧となるのは、日本も海外も、そして今も昔も何ら変わることはないと思います。